タイトルと映画
よくよく考えたらブログのタイトル知らない人がみたらすごく気持ち悪いよね。好きな映画の一節なのでその他の好きな映画とともに紹介します。
「愛のむきだし」
ブログのタイトルが含まれた満島ひかりちゃんの2分くらいある長ゼリフがあるんだけど、そのシーンを見るだけでもレンタルする価値があるので見たことない人は今すぐつたやさんに行ってください。(4・5時間あってクソ長いけど)
ゆらゆら帝国の音楽、セーラー服の満島ひかりがだんだんと狂っていく姿、終始狂気的で性的な安藤サクラ、自分だけのマリアを探すEDの西島隆弘、芸術的なカット割り 園子温映画どれも好きだけどこれが一番かな〜。そういえば売れる前の綾野剛がちょい役で出てるから探してね。
わたしも心の底から勃起したいです
「PiCNiC」
岩井俊二監督作品。岩井俊二自体はそんなに好きじゃないけどこれは特別。浅野忠信とCharaが出会った作品として有名だよね。
まず、まっすぐな道に赤い薔薇をならべる老婆。その薔薇を綺麗に踏んでいく黒い車に乗せられて鼻歌を歌うChara。これだけでもう文学的だな。そのまま怪しげな看護師と性的な女医しかいない精神病院に捨てられて、そこで浅野忠信と橋爪浩一と出会う。浅野忠信は教師に性的暴行を受けた過去があって幻覚を見るんだけどその幻覚がとにかく気持ち悪い。あんなに気持ちの悪い人形をつくった美術さんに尊敬するくらい気持ち悪い。橋爪浩一は二人部屋なのにがっつり自慰する感じの知的障害でひょうきん。
真っ白な病院着を絵の具で真っ黒に染めて捨てられていた黒いぼろぼろの傘を持ちCharaは二人と世界の終わりを見に行くといって旅に出る。
気持ち悪い映像と綺麗な映像が交わっていて心地よく感情が揺さぶられる映画。
「LEON」
もう!言わずも知れた名作映画ですね!
みんな大好きマチルダ。私も大好きマチルダ。気づいたらマチルダに服装とか髪型が近づいていっててはっとする(笑)
見終わったら牛乳飲めないけど牛乳飲みたくなって、殺し屋と純愛したくなる映画です。
「ヒミズ」
園子温監督映画。第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門の各賞が発表され、園子温監督の『ヒミズ』の主演、染谷将太(19歳)とヒロインの二階堂ふみ(16歳)がマルチェロ・マストロヤンニ賞 (新人俳優賞)を受賞した。同映画祭で日本人の俳優がこの賞を受賞するのは初めて。(引用)
そめそめとふみちゃんの出世作です。思春期の自意識がドロドロに煮詰まったみたいな作品。冒頭のふみちゃんの詩を朗読するシーンがとにかくいいです。後半間延び感があるのだけど、3・11直後でそめそめが自殺するシーンを描けなかったのが原因らしい。
まだすきな映画いっぱいあるけど疲れたのでこの辺で。また書きます。